情報強者になろう

IT関連の仕事をしている40代男性です。自分を含め全ての人を情報強者にするのが使命だと勝手に思ってます。

スマートフォン用カーナビソフトを試してみる

長年使っていたカーナビが最近調子悪くなってしまいました。DVDなので地図が古くなっているのはしょうがないとしても、2時間以上使うと地図が動かなくなりナビを停止します。これでは長距離ドライブでは使えません。そこでスマートフォンのナビソフトがカーナビとして利用できるか試してみました。

スマートフォンでカーナビアプリがあることは知ってましたが、正直なところ実用に耐えるか疑問でした。そこで心配している点について実際どうだったのか、確かめてます。
利用アプリは「Google Maps」「NAVITIMEドライブサポーター」の2つです。使ったスマートフォンiPhone5になります。7月~8月に旅行などで中長距離ドライブをしましたので、その時に試してます。ドライブしたエリアは東京 神奈川 静岡 茨城そして北海道になります。 
 

・画面の大きさは十分か

5〜7インチの通常カーナビよりは4インチのiPhone5は小さいです。ただ個人的には利用に耐えるレベルだと感じました。いつもスマフォを使っている人にとっては大きさの違和感はないと思います。

 

・電池消費は大丈夫か
予想通り電池の減りは早いです。2時間も使えば、スマフォの電池は半分以下になります。長期ドライブには、充電対策をとる必要があります。そこでシガーソケットをUSB充電器に変換する機器を100円ショップで買いました。これで電池切れの心配はないです。
 
・地図情報は最新か
この点がスマフォカーナビの最大のメリットです。常に新しい情報に更新される安心感があります。道路だけではなく、コンビニ・ファミレス・ガソリンスタンドなどの施設情報が更新されるのは嬉しいです。
Google Mapは、建設中で部分開通した道路には対応してませんでしたが、NAVITIMEは対応してました。さすが有料のソフトだけあり更新は早いです。NAVITIMEはほかにも速度調査機の近くにくると、「法定速度で走りましょう」と余計なお世話をやいてくれる機能もあるようです。
 
・音声案内は的確か
運転中は声が頼りですので、音声案内の出来が使用に耐えるかの大きな判断材料になります。Google Mapはやや控えめ、NAVITIMEはお節介なくらい音声案内をしてくれます。どちらも私には問題はありませんでした。
 
・携帯のGPSで位置は正確につかめるか
トンネルに入らない限り、ナビ上の正しい道路に車がいることになってました。さすがに長いトンネル内ではNGでした。ただトンネル内では真っ直ぐ走るのみなのでカーナビ不要です。この点については私は問題ありません。
 
・通信回線が届かないところでも問題ないか
これはダメでした。北海道の知床で試したのですが、回線がつながらないところでは地図情報が取得できず利用不可でした。地図情報を事前にダウンロードする方法もあるようですが少し面倒です。あとGoogle Mapではマイナーな施設だと大雑把な住所情報で登録されているので正しくナビされません。何も確認せずナビに従うと町の中心地(役場など)にナビされます。
 
・その他、利用時の注意
備え付けのナビと違い、走行中も操作できます。操作による事故には注意しましょう。
スマフォを車のどこに置くかを考えてる必要があります。私は今までのナビのディスプレイ上に置いて使いました。
助手席の人にメールを見られる可能性があります。私は新規メールが来たとき、送信アドレスと件名を通知する設定にしてます。運転中にメールが来た時に、助手席にいる妻がちら見してドキドキしました。(もちろん問題ないメールしか来ませんでしたが・・・)
 
まとめ
通信回線状態が良い首都圏であればスマフォをナビとして使えます。ただし長距離ドライブでは、充電対策(シガーソケットのUSB変換機など)をとる必要があります。
私の利用では無料のGoogle Maps で十分です、運転の多い夏休みだけ350円の使用料金を払ってNAVITIMEを利用することでもよいかもしれません。